イエスの憐みの特徴の1つ目は、時には優しく、時には厳しい。
言うべき事を言いますが、くどくは言わない。
特徴の2つ目は、しなやかな正しさ、柔軟性のある厳しさのブレンドです。
カナンの女に3回断ってからイエスは考え直し、「あなたの信仰は立派だ。望みどおりになるように。」その時、娘は癒されました。
3つ目は、命がけで憐れまれる。
イザヤ書(42:3)にみられる「傷ついた葦を折らず、燻る灯心を消さない。」と言う生き方で、弱い立場の人を守り、自分の命が危ない時でも助けます。
4つ目は、憐み深い方だけれどもお人好しではない。
板挟みになった時には、「イエス」も「ノー」も応えず、貴重な教えを言って帰りました。
5つ目は、自分のためには憐みを願わない。
祭司長、ピラト、兵士、御父にも憐みを願わず、御父に自分を委ね、人のために憐れまれた。
最後の6つ目は、憐みは行いにつながる。
ナインの母をイエスは「憐れに思い」、直後に息子は癒された。
私たちはイエスのようにはできないけれども、このように人を癒せるよう願い祈りましょう。
<以下、略>