アガペ会
「あなたがたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい。
私があなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」
(ヨハネ 13・34)
はじめに
アガペ会はカトリックの信徒たちによる、
(1) 祈りを核とした霊的生活
(2) 信仰の成長を励ます神学的な学びの継続
(3) 信仰生活にもとづいた個人の活動の択びを目指した集いです。
年に4回ほど集まり(アガペ会の集い)、分かち合いをし、会報(アガペ) を発行するなどしています。
1982年春、10数名のカトリック信者によって設立され、現在の会員は150余名ほどです。
アガペ会の趣旨
アガペ会は、霊的生活を深め、それによって人生全体を福音の響きとして徹底させるため、共に祈り、考え、そしてお互いに支え合う共同体を目指すものです。
例えていうならば、カトリック教会という大樹の中の一つの枝のようなものです。私たちは教会の命であり、生命の樹であるキリストの愛に深く根ざすとともに、そこから養われて世界に向かって実りを結ぶ事を希望しています。
会の歩み
1982年春、10数名のカトリック信者によって設立され、現在は約150名の会員が霊的生活を深め、各々の道で信仰を実現しようとしています。
会の3つの柱
「アガペ」は神から出てイエスの内に与えられている愛の事です。この愛を私たちはすべての人に対して持とうとしています。そのような意味で、
I 私たちにとって霊的生活は最優先されるものです。霊的生活は神が私たちとこの世界に入られるための「門」です。私たちは
1) 毎日、静かな祈り・黙想の時間を30分程度とる
2) 毎月、自分の生き方や時間の使い方、内的な方向づけを省みる為の時間をとる
3) 毎年、数日間の黙想会に与ることを通して、神との関わりを深めようと努力しています。
II また、私たちひとりひとりは、自分の行為を通して神がより強くはたらけるように、霊的生活を基盤にし、自分の活動の道を選びます。この活動は会員個人によりますが、共通の目標を持つものが小グループ(教育、使徒職、社会福祉)で互いに協力し、支え合う事は大きな力となります。
III さらに、信仰理解、神学的知識をふかめることは、キリスト者としての自己認識を明らかにするものであり、私たちにとっても非常に大切な事です。そのために会員はキリスト教入門・理解講座、聖書研究会、研究合宿などに参加します。
アガペ会の集い
アガペ会の集いでは、会長の講話(あるいは小黙想の指導)と会員の提題に引き続き、各グループに分かれた分かち合いがなされます。13:30より開始しますが、新入会員・参加希望者の為の「会の趣旨説明」「会の活動報告」がはじめの30分で行われ、14:00より通常プログラムになります。途中、お茶会がございます。
研究合宿 (春・夏)
神学書や霊的著作を読み、信仰理解を深める。
実習プログラム
特に養成期間中の会員向け。教会、修道会、教育、福祉、医療施設などを訪問。
会報「アガペ」
アガペ会では、会報を発行しております。内容は、会長の巻頭言、年間テーマに沿ってなされている「提題」をメインとし、それ以外に、活動方向(合宿の報告や養成プログラムの報告)、会員からの通信や読書欄など、会員同士のコミュニケーションのベースとなっております。巻頭言は非常にボリュームもあり、多くの方が楽しみにされております。ちなみに、会報アガペの巻頭言の一部は、神父様の著作「内なる生命」(聖母の騎士社)にも含まれております。
入会案内
会について詳しく知りたい方、また入会を希望される方は、下記まで御問い合わせください。入会許可は会長が運営委員の了承を得て行います。
〒102-8571 千代田区紀尾井町7-1 上智大学S.J. ハウス
クラウス・リーゼンフーバー神父気付 アガペ会
電話: 03-3238-5124(直通), 03-3238-5111(伝言)FAX: 03-3238-5056
今後の日程
2018年度
下記の日に、 会の紹介 13:30‐、 集い 14:00‐、 ミサ 17:00‐
4/15(日)、6/9(土)、10/21(日)、2019/1/26(土) 上智大学内S.J.ハウス第5応接室